ジョブカン勤怠管理とは?料金・機能・評判を中小企業目線で解説【2026年最新版】

「勤怠管理をシステム化したいけど、費用はできるだけ抑えたい」——そう考えている経営者や担当者が最初に候補に挙げることが多いのが、ジョブカン勤怠管理です。

月額200円/人からという業界最安水準の料金と、シフト管理の充実度から、飲食・小売・サービス業を中心に多くの中小企業に選ばれています。ただ、「安いから」という理由だけで選ぶと、後から「もう少し調べておけばよかった」となるケースもあります。

この記事では、ジョブカン勤怠管理の料金・機能・評判を実際の使い勝手を含めてまとめました。どんな会社に向いていて、どんな会社には向いていないのか、正直に書いています。導入前の最終確認として使ってください。

この記事でわかること

  • ジョブカン勤怠管理の料金プランと実際のコスト
  • 打刻方法・シフト管理など主要機能の詳細
  • ユーザーの口コミ(良い点・気になる点)
  • KING OF TIMEとの違いと選び方の基準
  • 向いている会社・向いていない会社の特徴
目次

ジョブカン勤怠管理の料金プラン

ジョブカン勤怠管理の料金は、使いたい機能の数によって変わる従量課金型です。必要な機能だけを選んで使えるので、「高機能だけど使わない機能にまでお金を払っている」という無駄が生まれにくい設計になっています。

ジョブカン勤怠管理|料金プラン

無料プラン
¥0
10名以下・無期限

✓ 出勤管理
✓ シフト管理
✓ 休暇管理
✓ 全機能利用可
1機能プラン
¥200
/人/月

✓ 出勤管理
 シフト管理
 休暇管理
 工数管理
4機能フルプラン
¥500
/人/月

✓ 出勤管理
✓ シフト管理
✓ 休暇管理
✓ 工数管理
⚠ 月額最低利用料金:2,000円(税抜)/初期費用:0円

機能ごとの月額料金

ジョブカン勤怠管理は、以下の4つの機能から必要なものを選んで利用します。

  • 出勤管理:打刻・集計・勤怠レポートの基本機能
  • シフト管理:シフト作成・公開・申請対応
  • 休暇・申請管理:有給休暇・各種申請のワークフロー
  • 工数管理:プロジェクト別の作業時間管理

料金は1機能あたり月200円/人、追加1機能ごとに+100円/人という仕組みです。全4機能を使っても月500円/人に収まります。初期費用は0円で、月額の最低利用料金は2,000円(税抜)です。 たとえば従業員20名の会社が出勤管理+シフト管理の2機能を使う場合、月額300円×20名=月6,000円で運用できます。

10名以下なら無料で使える

あまり知られていませんが、ジョブカン勤怠管理には10ユーザーまで無期限で使える無料プランがあります。出勤管理・シフト管理など全機能が利用できるため、小規模なチームや創業間もない会社は、まず無料で試してから判断することができます。

「30日間だけ試せる」という期間限定のトライアルではなく、10名以下であれば本当にずっと無料で使い続けられるのは、コスト面で大きなメリットです。

経営者

10名以下なら永久無料?それって本当に全機能使えるの?

アドバイザー

はい、シフト管理も含めた全機能が使えます。11名目から有料になりますが、それまでは完全無料です。小さなチームで試してから本格導入を判断できるので、リスクがほぼゼロで始められますよ。

ジョブカン勤怠管理の主要機能

料金だけ見て決めるのは早計です。実際に使える機能の内容と、自社の運用に合うかどうかを確認することが重要です。以下では、特に中小企業が気にしやすい機能を詳しく説明します。

打刻方法|7種類以上に対応

ジョブカン勤怠管理が対応している打刻方法は7種類以上。追加費用なしで複数の打刻方法を組み合わせて使えるため、「オフィスにいるスタッフはICカード、外出中の営業はスマートフォン」といった柔軟な運用が可能です。

主な打刻方法は以下のとおりです。

  • PCブラウザ(Web打刻)
  • スマートフォンアプリ(iOS・Android対応)
  • ICカード(Suicaなど交通系ICも利用可)
  • LINE打刻
  • Slack打刻
  • GPS打刻(位置情報の記録)
  • NFC対応スマートフォン

特にLINEやSlackでの打刻は、ツールを日常的に使っているチームにとって便利です。「専用アプリを別途インストールしなくていい」という点で、導入時の従業員への説明が楽になります。

シフト管理|3パターンの作成方式

ジョブカン勤怠管理の強みとして最もよく挙げられるのが、シフト管理機能の充実度です。3つの作成方式から現場に合ったものを選べます。 基本シフトは、決まった勤務パターンを週単位で登録しておく方式です。固定シフトが中心の会社(月〜金の固定勤務など)に向いています。

パレットシフトは、あらかじめ作っておいたパターン(早番・遅番・休日など)をカレンダーに当てはめていく方式です。パターンが数種類に決まっているサービス業や小売業でよく使われます。

ラインシフトは、日ごとに必要な人数を確認しながら1人ずつシフトを組む方式で、細かい調整が必要な飲食店や医療・介護現場に向いています。 シフトの申請から承認・公開までの一連の流れもシステム内で完結するため、LINEやExcelでやり取りしていた手間がなくなります。

清算経理担当者

うちはパートが多くて、シフトが毎週バラバラなんですよね。

アドバイザー

それならパレットシフトかラインシフトが合いそうです。シフトのパターンを登録しておいてカレンダーに当てはめるだけなので、毎週ゼロから組む手間がかなり減りますよ。

休暇・申請管理|有給の自動管理に対応

有給休暇の付与・残日数管理・消化記録も、ジョブカン勤怠管理の中で一元管理できます。法改正で義務化された年次有給休暇5日取得の管理にも対応しており、取得漏れのリスクを減らせます。

休暇申請はスマートフォンから行えるため、「申請のためだけに会社のPCを立ち上げる」という手間がなくなります。上長もスマートフォンから承認できるため、外出中でも業務が止まりません。

他システムとの連携

給与計算との連携は、ジョブカン給与計算とはAPI連携で自動データ送信が可能です。ジョブカンシリーズを揃えれば、勤怠データが給与計算に自動で反映されるため、月末の転記作業がゼロになります。

ジョブカン以外の給与ソフトを使っている場合は、CSVエクスポートで100項目以上のデータを出力でき、マネーフォワードクラウド給与・PCA給与・奉行クラウドなどとの連携実績もあります。すでに使っている給与ソフトがある場合は、事前に連携可能かどうか確認しておくことをおすすめします。


ジョブカン勤怠管理の評判・口コミ

実際に使っているユーザーの声を確認しておくことは、導入前の判断材料として欠かせません。良い評価だけでなく、気になる点も含めてまとめました。

ユーザー評価サマリー

👍 良い点
操作のわかりやすさ 非常に高い
シフト管理機能 高い
コストパフォーマンス 高い
👎 気になる点
ネット回線依存(重くなる時間帯あり) 要確認
複雑な勤怠ルールへの対応 要確認
打刻修正の手続き(管理者経由が必要) やや不便

※各種口コミサイトのレビューをもとに編集部が作 成

良い評価が多い点

操作がシンプルでわかりやすいという声が最も多く見られます。「説明書を読まなくても使える」「初めて使う人でも迷わない」という口コミは、ITに慣れていない従業員が多い中小企業にとって重要なポイントです。管理画面のレスポンスが速いという評価も目立ちます。

スマートフォンから勤怠が管理できる点も好評です。「PCを立ち上げなくても勤怠確認できる」「外出中でも承認できる」という声が、特に管理職から多く挙がっています。

また、ジョブカン給与と組み合わせることで「給与計算の作業時間が大幅に減った」という効率化の実感も報告されています。

経営者

従業員がITに慣れていないから、操作が難しいツールは嫌で。

アドバイザー

ジョブカンは「使いやすさ」を評価する声が特に多いですね。スマートフォンのアプリも直感的で、打刻するだけなら説明不要という現場の声も多いです。

気になる点・注意すべき点

一方で、導入前に把握しておくべき点もあります。

ネット回線への依存については、クラウドサービスである以上避けられない部分ですが、「時間帯によって動作が重くなる」という口コミがあります。通信環境が不安定な場所での打刻には注意が必要です。

管理者権限の制限についても指摘があります。従業員が自分で打刻の修正をできない設計のため、電車遅延などで打刻がズレた場合、管理者への修正依頼が必要になります。この手続きを「面倒」と感じるケースもあるようです。

複雑な勤怠ルールへの対応は限定的です。変形労働時間制や独自の残業計算ルールなど、特殊な就業規則がある会社では、設定が難しいケースがあります。導入前に自社のルールがシステムに落とし込めるか確認しておくことが大切です。


KING OF TIMEとの比較|どちらを選ぶべきか

ジョブカン勤怠管理を検討するときに、必ずといっていいほど比較対象として出てくるのがKING OF
TIMEです。どちらも中小企業への導入実績が豊富ですが、強みの方向性が異なります。

ジョブカンが向いているケース

シフト管理の複雑さが求められる業種では、ジョブカンの優位性が際立ちます。飲食・小売・介護など、パートやアルバイトが多くシフトが頻繁に変わる現場では、ジョブカンの3パターンのシフト作成機能が力を発揮します。

将来的にジョブカンシリーズで揃えたいという場合もジョブカンが有利です。給与計算・経費精算・人事労務管理まで同じジョブカンで揃えると、データ連携がスムーズになり、管理ツールを一本化できます。

料金を1円単位で抑えたい場合も、必要機能だけ選べるジョブカンが向いています。出勤管理だけなら月200円/人と、業界最安水準です。

KING OF TIMEが向いているケース

一方、打刻方法の種類や細かいカスタマイズを重視するなら、KING OF TIMEのほうが選択肢が広くなります。顔認証・指紋認証など生体認証系の打刻に対応しており、セキュリティを重視する会社や製造業などの現場にも向いています。

給与計算ソフトをすでに別途使っていて変更予定がない場合も、幅広い連携実績を持つKING OF TIMEがスムーズです。

経営者

ジョブカンとKING OF TIME、正直どっちでもよさそうで迷ってます。

アドバイザー

シフト管理が重要な業種ならジョブカン、打刻方法の多様性やカスタマイズ性を重視するならKING OF TIMEという整理が分かりやすいですよ。どちらも無料で試せるので、実際に触ってみて操作感で決めるのが一番です。

ジョブカン勤怠管理が向いている会社・向いていない会社

最終的な判断材料として、ジョブカン勤怠管理が合う会社・合わない会社をまとめます。

こんな会社に向いています

シフト勤務がある業種(飲食・小売・医療・介護)には、特にジョブカンとの相性が良いといえます。3種類のシフト作成方式は、現場ごとの運用スタイルに合わせて選べるため、「今まで手書きやExcelで管理していた」という会社でも、違和感なく移行しやすい設計です。

また、将来的にジョブカンの給与計算や経費精算も導入したいと考えている会社にも向いています。最初から一貫したシリーズで揃えておくと、後から連携設定をする手間がかかりません。

10名以下の小規模チームは、まず無料プランで実際に使ってみることができます。人数が増えてから有料に切り替えればいいため、初期コストゼロで始められます。

こんな会社には向いていないかもしれません

独自の就業規則や複雑な残業計算ルールがある会社は、事前に確認が必要です。変形労働時間制や特殊な手当計算など、標準的では
い設定が必要な場合、ジョブカンでは対応できないケースがあります。

ネット環境が不安定な現場(工場・建設現場など)での利用は、クラウドサービスの特性上、打刻の安定性に不安が残ります。オフラインでも動作するシステムが必要な場合は、別のツールを検討したほうがいいかもしれません。

清算経理担当者

うちは変形労働時間制を使っていて、計算が結構複雑なんですが。

アドバイザー

それは導入前に必ず確認したほうがいいですね。ジョブカンのサポートに「この勤怠ルールを設定できますか? 」と問い合わせてみてください。電話・チャット・メールで相談できますし、導入前の確認にも丁寧に対応してもらえます。

まとめ|ジョブカン勤怠管理は「シフト管理×コスト重視」に最適

ジョブカン勤怠管理は、シンプルな操作性・低コスト・充実したシフト管理の3点が強みの勤怠管理システムです。導入実績は5万社以上、10名以下なら無料で始められる点も、中小企業にとって安心感があります。

一方で、複雑な勤怠ルールへの対応や、打刻の種類・カスタマイズ性ではKING OF TIMEに譲る部分もあります。「とにかくシフト管理を楽にしたい」「バックオフィスをジョブカンシリーズで揃えたい」という明確なニーズがある会社には、現時点で最有力の選択肢の一つです。

今日から始める3つのアクション

  • 自社のシフト管理の現状を確認する

Excelや手書きでどれだけ時間がかかっているかを把握すると、導入効果の大きさが見えてきます。

  • 10名以下なら今すぐ無料プランを試す

登録するだけで全機能が使えます。実際に触ってみることで、操作感や設定のしやすさを確認できます。

  • 給与計算ソフトとの連携可否を確認する

現在使っている給与ソフトとCSVまたはAPI連携できるかを、導入前にサポートへ問い合わせておくと安心です。

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この記事を書いた人

中小企業で働く知人から「ITツール多すぎて何を選んだらいいかわからん」と相談されたのがきっかけで、気づいたら法人向けクラウドツールの沼にはまってた人。
実際に複数のツールを試しながら、料金・使い勝手・サポートの質まで自分で確かめて記事にしてます。「どれを選んでも大差ない 」は嘘で、会社の規模や使い方によって正解は全然違う。
それをできるだけ正直に、わかりやすく伝えることを意識して書いてます。
「難しいことをそのまま書いても誰も読まない」と思っているので、ITに詳しくない人が読んでも頭に入ってくる言葉を選ぶようにして、経営者や担当者が「これ読んで決めた」と思えるようにエスコートします。

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