マネーフォワード クラウド勤怠とは?料金・機能・評判を中小企業目線で解説【2026年最新版】

「毎月末、勤怠データを給与ソフトに手で入力するのが本当に憂鬱で……」

こんな悩みを持つ経理担当者や総務担当者に、最も強く刺さる勤怠管理システムがマネーフォワード
クラウド勤怠です。勤怠データをマネーフォワード クラウド給与に自動で反映できるため、毎月の転記作業がゼロになります。導入企業からは「月末の集計作業が約10時間から3時間に減った」という声も出ているほどです。

ただ、料金体系が少し複雑だったり、初期設定に時間がかかるという声もあります。「名前は聞いたことがあるけど、自社に合うかどうかわからない」という方のために、この記事では機能・料金・口コミを包み隠さずまとめました。

この記事でわかること

  • マネーフォワード クラウド勤怠の料金プランと実際のコスト
  • 給与計算との自動連携の仕組みと効果
  • フレックス・シフト・裁量労働など多様な勤務形態への対応
  • ユーザーの口コミ(良い点・気になる点)
  • freee人事労務・KING OF TIMEとの違いと選び方
目次

マネーフォワード クラウド勤怠の料金プラン

マネーフォワード クラウド勤怠の料金は、会社の規模に合わせた4つのプランで構成されています。月払いと年払いで金額が変わるため、長期利用を前提とするなら年払いのほうが割安です。

マネーフォワード クラウド勤怠|料金プラン比較

プラン 月払い 年払い(月換算) 対象規模
ひとり法人 3,980円 2,480円 1名
スモールビジネス 5,980円 4,480円 3名まで
ビジネス 中小企業向け 7,980円 6,480円 5名まで含む
エンタープライズ 要問い合わせ 要問い合わせ 51名以上
⚠ 6名以降は1名追加ごとに月額300円(税抜)/初期費用:0円/無料トライアル:1ヶ月(カード不要)

※年払い・税抜価格(2026年5月時点)

プラン別の月額料金

中小企業が主に検討するのは「ビジネスプラン」です。年払いで月額6,480円(5名まで含む)、6名以降は1名追加するごとに月300円がかかります。

たとえば従業員20名の会社がビジネスプランを年払いで使う場合、6,480円+(15名×300円)=月額約10,980円が目安です。

月払いの場合は同プランで月7,980円(5名まで)となり、年払いと比べると年間で18,000円ほど割高になります。まず短期間で試したい場合は月払いから始め、続けることが決まったタイミングで年払いに切り替えるのが現実的な判断です。

なお、初期費用は全プラン0円で、1ヶ月間の無料トライアル(クレジットカード不要)も用意されています。

従業員数別 月額料金シミュレーション(年払い)

ビジネスプラン基準・税抜

5名 6,480円/月
6,480円
10名 7,980円/月
7,980円
20名 10,980円/月
10,980円
30名 13,980円/月
13,980円
50名 19,980円/月
19,980円

※6名以降は1名あたり月300円追加

他のマネーフォワードサービスとの組み合わせ

マネーフォワード クラウドは勤怠・給与・会計・経費精算・社会保険など複数のサービスをラインアップしています。これらをまとめて契約するパッケージプランを使うと、個別契約よりもコストを抑えられる場合があります。

すでに会計や給与でマネーフォワードを使っている会社なら、既存の契約に勤怠を追加する形で導入コストを最小化できる点は大きなメリットです。

清算経理担当者

今はマネーフォワードの会計だけ使っていて、給与はまだ別のソフトなんですが。

アドバイザー

それなら給与もマネーフォワードに揃えると、勤怠→給与→会計の流れが全部自動連携されます。今使っている給与ソフトのコストと比較してみると、乗り換えたほうがトータルで安くなるケースも多いですよ。

マネーフォワード クラウド勤怠の主要機能

料金の次に確認すべきは、自社の運用スタイルに機能が合っているかどうかです。マネーフォワードクラウド勤怠は、多様な勤務形態と打刻方法への対応を強みにしています。

打刻方法|リモートワーク・外勤にも対応

マネーフォワードクラウド勤怠の打刻方法は、オフィス勤務・在宅・外勤のどのスタイルにも対応できるように設計されています。

  • Web打刻:PCからワンクリックで打刻。オフィス勤務の基本スタイル
  • スマートフォン打刻:GPS情報を取得できるため、位置情報とセットで打刻を記録可能
  • Slack連携打刻:Slackを日常的に使っているチームなら、システムにログインせずSlack上で打刻できる
  • iPad・タブレット打刻:受付や入口に設置する共有端末として使用可能
  • ICカードリーダー:専用機器を購入すれば、交通系ICカードでの打刻にも対応(機器代別途)

特に、リモートワーク中心の会社や直行直帰が多い営業職には、スマートフォン×GPS打刻の組み合わせが重宝します。「本当にその場所から打刻しているか」が位置情報で確認できるため、不正打刻のリスクも減ります。

選べる打刻方法

💻
Web打刻
PCブラウザから
ワンクリック
📱
スマホ打刻
GPS位置情報
も記録可能
💬
Slack打刻
Slackから
ログイン不要
📍
GPS打刻
外勤・直行直帰
に対応
📋
タブレット打刻
入口・受付に
設置して共用
🪪
ICカード打刻
Suica等
交通系ICも対応

※ICカードは専用リーダーの購入が別途必要

勤務形態の対応幅が広い

マネーフォワード クラウド勤怠が他のシンプルな勤怠ツールと一線を画すのは、多様な就業形態に標準対応している点です。 フレックスタイム制は清算期間を1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月から選べ、労働不足時間の繰越にも対応。裁量労働制は2025年1月の機能追加により、実質労働時間を日次で確認できるようになりました。

1ヶ月単位の変形労働時間制にも対応しており、シフト制の現場でも柔軟に使えます。 「うちは全員フレックスだから」「シフトが複雑で」という理由で敬遠しているなら、一度トライアルで確認してみる価値があります。

給与計算との自動連携|これが最大の強み

マネーフォワード クラウド勤怠の最大の特徴は、マネーフォワード クラウド給与との自動データ連携です。承認済みの勤怠データが給与計算ソフトに自動で取り込まれるため、月末の手入力作業がなくなります。 給与計算の確定後はクラウド会計に仕訳データが自動連動し、経理の入力作業も大幅に減ります。

さらに、クラウド社会保険と連携することで標準報酬月額が給与に自動反映されるなど、バックオフィス全体の流れが一本につながります。 「月末の集計作業が約10時間から3時間に短縮された」という導入企業の声は、このデータ連携の効果を端的に示しています。担当者1人の会社や、少人数の総務・経理チームにとっては、この時間削減は非常に大きな価値があります。

清算経理担当者

給与計算の入力が毎月本当に大変で、残業が続いてて……

アドバイザー

マネーフォワードで勤怠と給与を揃えると、承認した勤怠データが給与にそのまま流れます。転記ミスもなくなりますし、月末の残業がかなり減ったという声は多いですよ。

経営者

それは担当者も助かるし、残業代も減るな。

有給休暇管理と法令対応

有給休暇の自動付与・管理も、マネーフォワード クラウド勤怠の中で完結します。就業規則に合わせた付与日数の自動計算、比例付与(入社月からの日割り計算)、消化期限の管理まで対応。

2019年の働き方改革関連法施行以降、義務化された年次有給休暇5日取得の管理にも対応しており、有給休暇管理簿はPDFやCSVでダウンロードできます。労働基準監督署の調査が入った場合でも、管理簿をすぐに提出できる状態を維持できます。

残業管理・36協定対応

残業の上限管理と36協定対応も標準機能として備わっています。未打刻・未承認の自動検知アラートや、法定外労働時間の集計(60時間超の割増計算含む)にも対応しており、法令を意識した労務管理が一通りできる設計です。 残業アラートの条件はカスタマイズ可能で、「月45時間を超えたら通知」「週40時間を超えたら管理者に自動メール」といった設定ができます。

マネーフォワード クラウド勤怠の評判・口コミ

ITreviewでの評価は5点満点中3.9(276件のレビューに基づく)。実際のユーザーからはどのような声が上がっているか、正直にまとめます。

マネーフォワード クラウドシリーズ連携の流れ

クラウド勤怠
打刻・申請・承認
勤怠データを自動取込
クラウド給与
給与計算・明細作成
確定後に仕訳を自動連動
クラウド会計
仕訳候補を自動作成
手入力ゼロ・転記ミスゼロの実現
月末の集計作業:約10時間 → 約3時間(導入企業事例)
社会保険とも連携
標準報酬月額が給与に自動反映
経費精算とも連携
経費データも会計に自動連動

※マネーフォワード クラウドシリーズ利用時

良い評価が多い点

給与・会計との連携による業務効率化は、ユーザーから最も多く挙げられる良い点です。「紙のタイムカードとExcelから移行して、月末作業の時間が劇的に減った」「手作業の入力ミスがなくなった」という声が目立ちます。

多様な打刻方法への対応も評価されています。特にリモートワークと出社が混在する会社では、PCからもスマートフォンからも統一して打刻できる点が「管理が楽になった」という評価につながっています。

継続的な機能アップデートについても、ユーザーからの改善要望が反映されるスピードを評価する声があります。2025〜2026年にかけても複数の機能追加が行われており、サービスが成長し続けていることが伝わります。

気になる点・注意すべき点

初期設定の複雑さは、最もよく見られる課題です。就業規則に合わせた設定項目が多く、「最初の設定に思ったより時間がかかった」という口コミが複数あります。シンプルな固定勤務の会社より、複数の勤務パターンや例外ルールがある会社ほど設定が複雑になりがちです。

有償の導入支援サービスを利用するか、サポートに相談しながら進めることで解決できるケースがほとんどですが、「すぐ使い始めたい」という会社には少しハードルになるかもしれません。

打刻のタイムラグについては、まれに打刻が二重登録されるケースがある、という報告もあります。頻度は高くないようですが、打刻ミスが起きた場合の修正は管理者経由になるため、フローを事前に決めておくことをおすすめします。

経営者

初期設定が複雑っていうのは、自分たちで設定できるもの?

アドバイザー

就業規則がシンプルな会社なら問題なく自分で設定できます。フレックスや変形労働など複数のルールがある場合は、有償の導入支援サービスを使うか、サポートに相談しながら進めるのが確実ですね。1ヶ月のトライアル中にサポートを活用して設定を固める、という流れが多いようです。

freee人事労務・KING OF TIMEとの比較

マネーフォワード クラウド勤怠を検討するとき、よく比較対象として出てくる2つのサービスとの違いを整理します。

3サービス 特徴比較

項目 MFクラウド勤怠 freee人事労務 KING OF TIME
月額料金(20名) 約10,980円 要確認 6,000円
給与計算との連携 自動連携◎ 一体型◎ CSV連携△
年末調整対応 別途MF給与 含む◎ 対象外
打刻方法の種類 6種類 複数対応 20種類以上◎
フレックス・裁量対応
無料トライアル 1ヶ月 30日間 30日間
こんな会社向け MF給与と
セットで使いたい
人事労務を
一本化したい
勤怠だけ
安く使いたい

freee人事労務との違い

freee人事労務は勤怠・給与・年末調整・社会保険を1つのシステムに統合した「オールインワン型」です。対してマネーフォワードクラウド勤怠は、勤怠管理に特化しつつ給与や会計との連携を強みにした「連携型」と整理できます。

freeeが向いているケースは、「人事労務の全工程を一つの画面で完結させたい」という会社です。年末調整まで含めてfreeeで完結するのは大きな強みで、従業員側の入力負担も少なくなります。

マネーフォワードが向いているケースは、「既存の給与ソフトや会計ソフトを活かしながら、勤怠との連携を強化したい」という会社です。帳票出力の種類や柔軟なAPI連携という面では、マネーフォワードのほうが拡張性があります。

すでにfreee会計を使っているならfreeeで揃える、マネーフォワードを使っているならマネーフォワードで揃える——この原則がシンプルで失敗が少ない選び方です。

KING OF TIMEとの違い

KING OF TIMEは月300円/人のシンプルな料金体系と、20種類以上の打刻方法という多様性が強みです。勤怠管理に特化しており、給与計算は別途連携する形になります。

マネーフォワード クラウド勤怠との最大の違いは、給与計算との自動連携の密度です。KING OF TIMEも多くの給与ソフトとCSV連携できますが、マネーフォワード同士の連携のようなリアルタイム自動反映ではありません。

「給与計算まで一括でマネーフォワードに統一したい」という会社はマネーフォワード、「勤怠管理だけを安く使いたい」「特殊な打刻方法が必要」という会社はKING OF TIMEという棲み分けが明確です。

経営者

正直、マネーフォワードとfreeeってどっちがいいの?

アドバイザー

今使っているサービスで決めるのが一番シンプルです。freee会計を使っているならfreeeで揃える、マネーフォワードを使っているならマネーフォワードで揃える。乗り換えコストを考えると、既存のサービスに統一するのが現実的ですよ。


マネーフォワード クラウド勤怠が向いている会社・向いていない会社

どれだけ機能が充実していても、自社の状況に合わなければ意味がありません。料金・連携・運用スタイルの3点から、マネーフォワードクラウド勤怠が本当に合う会社・合わない会社を正直に整理しました。導入前の最終チェックとして確認してみてください。

こんな会社に向いています

すでにマネーフォワードの会計・給与を使っている会社には、迷わずおすすめできます。勤怠データが給与計算に自動反映され、給与確定後は会計に自動連動するため、バックオフィス業務全体が一本につながります。

月末の勤怠集計・給与計算に多くの時間を割いている会社にも強くおすすめです。担当者が1〜2名の中小企業では、この自動化による時間削減が直接的なコスト削減につながります。

リモートワークや直行直帰が多い会社も向いています。スマートフォン×GPS打刻で位置情報を記録できるため、管理の抜け漏れを防ぎやすくなります。

フレックスタイム制・裁量労働制など多様な勤務形態がある会社にとっても、標準機能で一通り対応できる点は大きなメリットです。

こんな会社には向いていないかもしれません

とにかくコストを最小化したい小規模な会社には、月6,480円〜(5名分含む)という料金は割高に感じるかもしれません。10名以下で基本的な打刻だけ必要なら、ジョブカンの無料プランやHRMOS勤怠のほうがコスト面では有利です。

初期設定に時間をかけられない会社も注意が必要です。設定項目が多いため、導入開始から実運用まである程度の準備期間を見ておく必要があります。1ヶ月のトライアル期間を設定作業に充て、本番稼働を翌月からと計画するのが現実的です。

清算経理担当者

今は給与計算をfreeeでやっていて、勤怠だけマネーフォワードにするのはどうですか?

アドバイザー

技術的にはCSV連携で対応できますが、自動連携の恩恵は薄くなります。給与まで含めてどちらかに統一するほう が、導入効果は大きいですね。

まとめ|給与連携を重視するならマネーフォワード クラウド勤怠は最有力

マネーフォワードクラウド勤怠は、給与計算・会計との自動連携という点において、他の勤怠管理システムと明確に差別化されています。月末の転記作業を大幅に削減できる点は、少人数で運営している中小企業のバックオフィスにとって、導入コストを上回る価値があります。

一方で、料金やシステム全体の複雑さを考えると「勤怠管理だけシンプルに使いたい」というニーズには少し過剰かもしれません。自社の課題が「給与計算との連携工数を減らしたい」にあるなら、現時点で最も有力な選択肢の一つす。

今日から始める3つのアクション

  • 現在の給与ソフトを確認する

マネーフォワードの給与・会計をすでに使っているなら、勤怠を追加するだけでバックオフィス
全体が自動化されます。

  • 月末の勤怠集計にかかっている時間を計測する

現状の作業時間を把握することで、導入後の削減効果が具体的に見えてきます。

  • 1ヶ月の無料トライアルに申し込む

クレジットカード不要で試せます。トライアル期間中にサポートを活用しながら設定を固めておくと、スムーズに本番稼働できます。

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この記事を書いた人

中小企業で働く知人から「ITツール多すぎて何を選んだらいいかわからん」と相談されたのがきっかけで、気づいたら法人向けクラウドツールの沼にはまってた人。
実際に複数のツールを試しながら、料金・使い勝手・サポートの質まで自分で確かめて記事にしてます。「どれを選んでも大差ない 」は嘘で、会社の規模や使い方によって正解は全然違う。
それをできるだけ正直に、わかりやすく伝えることを意識して書いてます。
「難しいことをそのまま書いても誰も読まない」と思っているので、ITに詳しくない人が読んでも頭に入ってくる言葉を選ぶようにして、経営者や担当者が「これ読んで決めた」と思えるようにエスコートします。

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