HRMOS勤怠とは?料金・機能・評判を中小企業目線で解説【2026年最新版】

「勤怠管理をシステム化したいけど、まだ会社が小さいうちにお金をかけるのは…」という経営者に、まず最初に紹介したいのがHRMOS勤怠です。従業員30名以下であれば、期間の制限なく完全無料で使い続けられる唯一の勤怠管理システムです。

打刻・集計・CSV出力といった基本機能が無料で使えるだけでなく、LINE・Slackからの打刻、ICカード対応など、有料ツールにも引けを取らない機能が揃っています。「まず無料で試してから判断したい」という会社はもちろん、30名以下であればずっと無料のまま運用し続けることもできます。

この記事では、HRMOS勤怠の料金体系・機能・評判を詳しく解説します。無料プランの実態と有料プランへの移行タイミングについても正直にまとめました。

この記事でわかること

① HRMOS勤怠の無料プランで実際に何ができるか
② 有料プランの料金と必要なオプションの選び方
③ ユーザーの口コミ(良い点・気になる点)
④ KING OF TIME・ジョブカンとの違いと選び方
⑤ HRMOS勤怠が向いている会社・向いていない会社

目次

HRMOS勤怠の料金プラン

HRMOS勤怠の最大の特徴は、30名以下なら無料で使い続けられる点です。ただし有料プランの構造が少し複雑なため、実際のコストを正確に把握した上で判断することが重要です。

HRMOS勤怠|料金プラン一覧(税抜)

30名以下
無料プラン
¥0
永続無料
打刻・集計・CSV出力
残業アラート など
31名以上
基本プラン
¥100
/人/月
基本機能フル利用
最低月額:3,000円
オプション追加
有休管理 +100円/人
シフト管理 +50円/人
必要な機能だけ
追加可能
⚠ 初期費用:0円 / 無料トライアル:1ヶ月 / 2025年10月以降、有料プランの最低月額は3,000円(税別)

30名以下は永続無料

従業員30名以下の会社は、期間の制限なく無料で利用できます。打刻・日次勤怠管理・勤怠データの自動集計・CSV出力・残業アラートなど、基本的な勤怠管理に必要な機能が一通り揃っています。

無料プランにはデータの保存期間が1年という制限と、画面上にバナー広告が表示されるという制約があります。ただし勤怠管理の実務に直接影響する制限ではなく、「広告が気にならなければ実用上ほぼ問題ない」と評価するユーザーが多いです。

有料プランの料金体系

31名以上になると有料プランへの移行が必要です。基本料金は月額100円/人(税抜)で、有給休暇管理・届出申請機能を追加する場合はさらに月額100円/人、シフト管理機能を使う場合は月額50円/人が加算されます。

2025年10月以降、有料プランを利用する場合の最低月額が3,000円(税別)に設定されました。従業員数が少ない段階で有料プランに移行する場合でも、最低3,000円が発生する点は把握しておく必要があります。初期費用は0円で、1ヶ月間の無料トライアルも用意されています。

たとえば従業員35名の会社が基本機能のみ使う場合、月額100円×35名=3,500円が月額コストの目安です。有給管理を追加すれば月額200円×35名=7,000円になります。KING OF TIMEやジョブカンと比べても、有料移行後のコストは業界最安水準です。

経営者

30名以下なら本当にずっと無料で使えるの?

アドバイザー

はい、期間制限はありません。データ保存が1年というルールと広告表示はありますが、打刻・集計・CSV出力は普通に使えます。まず無料で始めて、規模が大きくなったら有料に切り替える流れが自然ですね。

HRMOS勤怠の主要機能

無料プランでも使える機能の充実度は、同価格帯のツールの中でも際立っています。以下では、中小企業が特に気にする機能を順番に解説します。

打刻方法|LINE・Slackからも打刻できる

HRMOS勤怠の打刻方法は、ブラウザ(PC/スマホ)・スマートフォンアプリ・ICカード・QRコード・LINE・Slackと多様に対応しています。特にLINEやSlackからの打刻は、業務上すでに使っているツールで打刻できるため、従業員に新しいアプリをインストールさせる必要がなく、導入時の摩擦が少ないと評価されています。

ICカード打刻はSuicaなど交通系ICカードのほか、Felica・Mifareにも対応しています。入退室管理システムとの連携にも対応しており、オフィスの入退室と勤怠を自動で連動させることも可能です。スマートフォンアプリはGPS位置情報の取得に対応しており、外勤・直行直帰の従業員の打刻管理にも使えます。

HRMOS勤怠|選べる打刻方法

💻
ブラウザ打刻
PC/スマホ対応
📱
スマホアプリ
GPS位置情報対応
🪪
ICカード
交通系IC対応
📷
QRコード
タブレット設置可
💚
LINE打刻
アプリ不要
💬
Slack打刻
アプリ不要
🚪
入退室連携
自動打刻
📍
GPS打刻
外勤・直行直帰
LINE・Slack打刻は専用アプリのインストール不要で従業員の負担が少ない

基本的な勤怠管理機能

日次勤怠管理・残業時間の自動計算・36協定超過の警告アラートが無料プランから使えます。CSV出力に対応しているため、既存の給与計算ソフトへのデータ連携も問題なく行えます。

2025年9月には複数の36協定を登録できる機能が追加され、複数の雇用形態や拠点ごとに異なる36協定を設定できるようになりました。働き方改革関連法への対応という観点でも、必要な機能が着実に揃ってきています。

有給休暇管理・シフト管理(有料オプション)

有給休暇の残日数管理・自動付与・時間単位の取得は、月額100円/人の有料オプションで利用できます。有休管理まで含めてシステム化したい場合は、基本料金と合わせて月額200円/人が目安です。

シフト管理は月額50円/人の追加オプションです。ジョブカンのような複数パターンのシフト作成機能と比べるとシンプルな設計ですが、基本的なシフト作成・調整・予実管理には対応しています。複雑なシフト運用が必要な飲食・小売では物足りなさを感じる場合もあるため、事前の確認が必要です。

給与計算ソフトとの連携

給与計算ソフトとの連携はAPI連携とCSV出力の2通りで対応しています。API連携に対応しているのはSmartHR・マネーフォワードクラウド給与・freee人事労務・給与奉行クラウドです。これ以外の給与ソフトを使っている場合はCSV出力で対応できます。

今使っている給与ソフトを変えずにHRMOS勤怠だけ導入したいという会社でも、ほぼ問題なく連携できる体制が整っています。

清算経理担当者

今は弥生の給与ソフトを使っているんですが、連携できますか?

アドバイザー

弥生はAPI連携の直接対応リストには含まれていませんが、CSV出力でデータを連携できます。毎月の手入力が不要になるので、転記作業の手間はかなり減りますよ。

HRMOS勤怠の評判・口コミ

ユーザーの総合評価は5点満点中4.1(63件のレビューに基づく)です。無料プランを中心に中小企業から支持されており、具体的な業務改善効果を挙げる声が多く見られます。

良い評価が多い点

業務効率化の実感として、「月末の勤怠集計時間が2〜3時間から30〜40分に削減された」という声が複数の導入事例から報告されています。手作業での集計からシステムに切り替えただけで、これだけの時間削減が実現できるという事実は、まだシステム化していない会社にとって大きな説得力を持ちます。

UIのシンプルさと使いやすさも高く評価されています。「マニュアルなしでも使える」「直感的に操作できる」という声は、ITリテラシーに差がある会社でも問題なく運用できることを示しています。LINE打刻やSlack打刻が使えるため、「従業員に新しいツールを覚えさせなくていい」という評価も目立ちます。

気になる点・注意すべき点

スマートフォンアプリの表示情報量が限定的という指摘があります。スクロールが多く、細かい勤怠確認がPC画面ほどスムーズに行えない場面があるようです。管理者がスマートフォンで勤怠を確認する機会が多い場合は、実際に試して使い勝手を確認しておくことをおすすめします。

当月のカレンダー修正ができないという制限も把握しておく必要があります。勤怠ルールの変更が発生した場合、翌月以降のみ修正が反映されます。締め処理を手動で実行する必要がある点も含めて、月次の運用フローを事前に設計しておくことが重要です。

隔週勤務など複雑なカレンダー設定への対応が難しいという声もあります。変則的な勤務形態が多い会社では、事前にサポートへ確認しておくことをおすすめします。

経営者

無料プランでサポートが使えないのは不安じゃないですか?

アドバイザー

確かに無料プランは個別サポートがありません。ただ、マニュアル・FAQ・動画コンテンツが充実しているので、基本的な設定はセルフで対応できます。定期的にセミナーや質問会も開催されているので、そこを活用する方法もありますよ。

KING OF TIME・ジョブカンとの比較

HRMOS勤怠は「無料から始められる」という点で他のツールと明確に差別化されています。ただし、規模や機能要件によっては他のツールのほうが合う場合もあります。3つのサービスの違いを整理します。

HRMOS勤怠・KING OF TIME・ジョブカンはいずれも中小企業での導入実績が豊富ですが、強みの方向性がそれぞれ異なります。自社の規模・予算・機能要件の3点から比較してみてください。

HRMOS勤怠 vs KING OF TIME vs ジョブカン

項目 HRMOS勤怠 KING OF TIME ジョブカン勤怠
無料プラン 30名以下 永続無料◎ なし 10名以下 永続無料
有料の月額料金 100円〜/人 330円/人(全機能込) 200円〜/人
打刻方法の多様性 LINE・Slack◎ 20種類以上◎(生体認証) 7種類
シフト管理 ◯(有料オプション) 3パターン◎
導入社数 10万社以上◎ 62,000社以上 5万社以上
こんな会社向け 30名以下
無料で始めたい
打刻の多様性重視
生体認証が必要
シフト管理重視
低コスト優先

KING OF TIMEとの違い

KING OF TIMEは月額330円/人(税込)の一律料金で全機能が使えるシンプルな構成です。20種類以上の打刻方法と、顔認証・指紋認証・静脈認証など生体認証への対応がKING OF TIMEの最大の強みです。

HRMOS勤怠との最大の違いは無料プランの有無です。30名以下の小規模企業はHRMOSの無料プランが圧倒的に有利ですが、31名以上で全機能をフル活用したい場合はKING OF TIMEのほうがシンプルで管理しやすいケースもあります。特に打刻環境の多様性(生体認証・入退室連携)が必要な会社にはKING OF TIMEが向いています。

ジョブカンとの違い

ジョブカン勤怠管理は月額200円/人〜という低コストとシフト管理機能の充実度が強みです。10名以下の無料プランがありますが、HRMOS勤怠の30名以下無料と比べると対象範囲が小さくなります。

シフト管理の複雑さではジョブカンが上回ります。飲食・小売など複数パターンのシフトが必要な業種では、ジョブカンのほうが機能的に優れた選択肢です。一方でシフト管理が不要な会社や、まず無料で試したい小規模企業にはHRMOSのほうがメリットが大きいといえます。

経営者

無料で始めて、規模が大きくなったらどうすればいい?

アドバイザー

31名になったタイミングでHRMOSの有料プランに移行するか、その時点で他のツールに切り替えるかを検討するのが自然な流れです。設定データを引き継げるため、HRMOSのまま有料移行するほうが移行コストはかかりません。

HRMOS勤怠が向いている会社・向いていない会社

HRMOS勤怠は「まず無料で始めたい」というニーズに最も応えられるツールです。ただし、規模や機能要件によっては最初から他のツールを選んだほうがよいケースもあります。

自社の現在の従業員数・今後の成長見込み・シフト管理の複雑さという3点を基準に判断することが重要です。

こんな会社に向いています

従業員30名以下の会社には、まずHRMOS勤怠を試してみることを強くおすすめします。リスクゼロで始められ、基本的な勤怠管理はすべて無料でカバーできます。「Excelや紙で勤怠を管理していて、そろそろシステム化を考えている」という段階の会社に最適な入り口です。

LINEやSlackをすでに業務で使っている会社にも向いています。従業員が普段使っているツールで打刻できるため、新しいシステムへの抵抗感が少なく、スムーズに定着させられます。

リモートワークと出社が混在する会社にも適しています。スマートフォン打刻のGPS位置情報取得により、どこから打刻したかを確認できます。

こんな会社には向いていないかもしれません

複雑なシフト管理が必要な飲食・小売・医療・介護などの業種では、HRMOS勤怠のシフト機能では物足りない場合があります。複数パターンのシフト作成や細かいシフト調整が日常的に必要な会社は、ジョブカンのシフト機能と比較した上で判断してください。

31名以上になった段階で有料プランに移行する場合、最低月額3,000円が発生します。人数がちょうど31名前後の会社は、KING OF TIMEやジョブカンとのコスト比較をしてから最終判断することをおすすめします。

経営者

うちは今22名なんですが、HRMOS勤怠でいいですか?

アドバイザー

22名なら無料プランでしっかり使えます。シフト管理が必要でなければ、まず無料で始めてみてください。30名を超えるタイミングで改めてツールを比較検討するのが現実的ですよ。

まとめ|「まず無料で始めたい」会社の最有力選択肢

HRMOS勤怠は、30名以下なら永続無料という圧倒的なコスト優位性を持つ勤怠管理システムです。累計導入社数100,000社以上という実績が示すように、スモールスタートを重視する中小企業に広く支持されています。

打刻方法の多様性・シンプルなUI・主要給与ソフトとの連携対応と、無料とは思えないほど機能が充実しています。一方でシフト管理の複雑な運用や、当月カレンダー修正の制限など、把握しておくべき注意点もあります。

「まず使ってみてから判断したい」という会社にとって、これ以上リスクの低い選択肢はありません。

今日から始める3つのアクション

  • 従業員数が30名以下かどうかを確認する

30名以下であれば今すぐ無料プランで始められます。登録から利用開始まで時間はかかりません。

  • 今の打刻・集計方法にかかっている時間を把握する

Excelや紙での集計にかかっている時間を計測しておくと、導入後の効果が具体的に見えてきます。

  • まず無料プランで1ヶ月使ってみる

有料プランへの移行タイミングはいつでも自分で決められます。まず無料で試して、使い勝手を確認してから判断してください。

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この記事を書いた人

中小企業で働く知人から「ITツール多すぎて何を選んだらいいかわからん」と相談されたのがきっかけで、気づいたら法人向けクラウドツールの沼にはまってた人。
実際に複数のツールを試しながら、料金・使い勝手・サポートの質まで自分で確かめて記事にしてます。「どれを選んでも大差ない 」は嘘で、会社の規模や使い方によって正解は全然違う。
それをできるだけ正直に、わかりやすく伝えることを意識して書いてます。
「難しいことをそのまま書いても誰も読まない」と思っているので、ITに詳しくない人が読んでも頭に入ってくる言葉を選ぶようにして、経営者や担当者が「これ読んで決めた」と思えるようにエスコートします。

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